相模一高に109対0で大敗した際、部員たちのふがいない態度に「同じ高校生相手に悔しくないのか」「お前らゼロか? ゼロの人間なのか? 何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまま終わる気か!」と泣きながら、選手たちを殴ったと言う。そして無名校だった伏見工高(現京都工学院高)をラグビー強豪校に育て上げ、80年度の全国高校大会で初優勝。部員らに率直な感情を情熱的に伝え、「泣き虫先生」と呼ばれた。すさんでいた生徒たちを日本一にした指導はテレビドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルにもなった。教え子には、日本代表監督を務めた故平尾誠二さんや、元日本代表の大八木淳史さんらがいる。
土が1cmできるのにかかる時間は、ヨーロッパやアフリカなどの海外では約1,000年かかるが、日本では自然の恵みにより約100年で1cmの土が形成されるという。日本は、雨が多く、高温多湿であるため、岩石の風化(分解)が進みやすく、火山灰が頻繁に降り注ぐことや、地震などの影響により、新しい土壌の供給スピードが非常に速いのが理由だとか。土は非常に長い時間をかけて作られる貴重な資源。土壌学者の藤井一至氏は、「土って、これだけ科学が進んでも、人工的に作り出せないんです!」と。
阿弥陀さまの大悲というものは決して目に見えるものではない。太陽の光もその存在があまりに大きすぎて、有り難さに気付きにくいものだ。闇夜の「月光」となって、その存在に気づかされる。阿弥陀さまの大悲もすべての場所に行き渡っており、それに目を向け「南無阿弥陀仏」と讃えることで、人々を漏らすことなく苦しみの世界から西方浄土へと救いとってくれると師は教える。
喉頭癌で医者から「余命一年半」と宣告され、その限られた時間の中で、死への恐怖に怯えることなく、政治、社会、哲学について語り尽くした遺稿の『一年有半』で時間は長さではない。人生が長いか短いかは、客観的な時間(年数)で決まるものではない。内容こそがすべてだ。どれほど長く生きても、ダラダラと過ごせば短い人生になる。逆に、たとえ一年半という短期間であっても、濃密に、かつ自らの信念に基づいて生き切れば、それは充足した長い人生になる。と著している。
高橋さんは、これまでに積み重ねてきた莫大な練習量への自信から「たった42キロ」と言い放し金を取った。ところで、北京でのハーフマラソンで人間と一緒に走った人型ロボットが優勝したとの報の後。人類初のマラソンで2時間切りのニュース。ロンドン・マラソンで男子のセバスティアンキマル・サウェ(ケニア)が1時間59分30秒、2位のヨミフ・ケジェルチャ(エチオピア)も11秒差で、人類史上初となる2時間切りを同一レースで2人が達成したと。サウェは1秒当たり約5.88m、100mを17秒で走った計算。そして2位のヨミフはマラソン初戦だったというから驚きだ。
シーズン中に活躍したスキー・スノーボード選手を表彰する式典 「スノーアワード」で、岐阜県から 村瀬心椛(スノーボード)堀島行真(フリースタイルスキー・モーグル)松浦透磨(フリースタイルスキー・ハーフパイプ)の3人が表彰された。ところで、村瀬さんの「椛」の字は、中国に由来しない日本発祥の漢字「国字」に分類される。国字の数は1500字以上あり、日本独自の動植物、地形、建物などに使われ、「峠」、「辻」、「畑」「働」、「鱈」、「榊」「躾」など、日本らしい風土や食文化に根差した漢字が多い。「椛」は、主に「もみじ」と読み、木に花が咲いたように赤く色づく「紅葉」を意味し、秋の美しさや風情を表す。 村瀬心椛(むらせここも)は、心とセットで「ここも」と発し名前の響きは心地よく素敵な名だとの声も多い。
もうすぐ5歳になる孫は散歩中のタンポポを見つけると、たんぽぽの綿毛に息を吹きかけ綿毛の飛び立つのを楽しんでいる。詩人の故「まど・みちお」さんは「たんぽぽは/たんぽぽぽんの/ぽんぽぽぽん/みたいにして/たんぽぽーっと/さいています」。花の特徴と名前をうまく重ね表現する。また「だれでも/タンポポをすきです/どうぶつたちも大すきです/でもどうぶつたちは/タンポポのことを/タンポポとはいいません」犬は「ワンフォフォ」牛は「ターモーモー」鳩は「ポッポン」烏は「ターター」天道虫は「タンポンタン」蝶々は「ポポポポ」と「まどみちお」は謡う
中田氏はこうも言う「正しいことを正しくやることが一番難しく一番強い。短期の利益より信頼を積み上げるほうが結局勝つ」。「世の中に必要とされる企業でないと生き残れない。SDGs(持続可能な開発目標)を旗印に、これまでやってきたこと、そしてこれからやっていくことを体系的に整理することが次の100年につながる」とも。
先週桜の開花の話をしたが、昨日の飛騨は25℃の夏日だった。一気に桜から夏へ? ところで桜守とは、特に重要な由緒ある桜の手入れをする桜の専門医のような人。巨樹古木は、代々その桜を守るような特別な計らいがなされ、多くの人々の手によって見守られてきた。16代目が言う姥桜は、女性蔑視の言葉ではなく、幹は皺くちゃになり、枝ぶりも古びていても、わずかに残った枝に咲かせる花には、若さとは異なる、人生の深みや情緒を感じさせる”色香”があると。姥桜の色香とは、幹がしわがれ、自ら枝を枯らしながらも、わずかに残った枝に花を咲かせる老木(姥桜)には、単なる華やかさを超えた、にじみ出るような「色香」が宿ると。長年桜と共に生きてきた庭師ならではの、植物の生命力と、年月を重ねたものだけが持つ美しさを捉えた感性豊かな言葉だ。
今年の桜の開花宣言一番乗りは岐阜県だったが、ようやく我が町、飛騨にも桜が見られるようになった、高山春祭りと共に春の到来だ。ところで、桜に関する法則があるという。”600度の法則”は、2月1日以降の毎日の最高気温を足し算して、その合計(積算気温)が600度に達すると桜が開花するという桜の開花予想日。”400度の法則”は、2月1日からの毎日の平均気温を足し算し400度を越えた日が桜の開花予想日だとか。ところで良寛は、今咲いている桜も、残っている桜も、いつかは必ず散る(死を迎える)という意味で、命の儚さと、その中で今を精一杯生きることの尊さを詠んだと言われている。