「目は臆病、手は鬼」って母がよく言ってだで。◆目の前の圧倒されるような ボリュームの仕事を見ていやだなあと思ったとき、 始めると手はいつかやり遂げるということを教える言葉です。◆ 例えば、大勢のお客さんが家にきて、飲んだり食べたり大賑わいの後母と二人で 後片付け下げた食器の山を見て、がっかりしているところへ 母が 「目は臆病 手は鬼」 というのです。◆震災の後川の縁にそれこそ山のようながれきがどこまでも続いていました。 斜めで幅の狭い場所ばかりで重機の入れるところはほとんどなくどうなるんだろうかと果てしない気持ちでしたが、全国からおいでいただいたボランティアの皆さんの人の手で1年後にはすっかり片付いたのが忘れられません。(2013年02月 斉吉の気仙沼便りのブログから)。東日本大震災からもうすぐ5年です。