先月5月23日につぶやいた藤井聡太君だが、史上最年少でプロ棋士になり、デビュー以来、公式戦負けなしの歴代単独2位となる25連勝を達成した。数字を愛する理系でありながら、抜群の言語力を持つ文系でもある天才少年。冬は気象庁ホームページで各地の積雪量の変動をチェックするのを趣味とする異次元の理系男子だが、文系男子でもある。終局後などに語る「望外」「茫洋」「僥倖」などの言葉の数々が中学生離れしていると話題になっている。必至のかかっていた将棋を逆転したときの感想は「今日は全体的に苦しい将棋で、20連勝できたのは僥倖としか言いようがない」と。