6月10日は、時の記念日で「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定された。そこで時の記念日から問題を。ローマ数字で表示される文字盤の4時は「Ⅳ」ではなく「IIII」なのか?。ローマ数字は、Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ.Ⅴ.Ⅵと表示されますが。答えは、14世紀のフランス王シャルルⅤ世が、完成した時計を見たときには、「Ⅳ」が使われていた。自身が“Ⅴ世”であり、“5から1を引く”のは縁起が悪いと考え、「IIII」で作り直すよう時計師に命じたという説があるようです。ちなみに江戸時代の4時は鐘七つで、「お江戸 日本橋 七つ立ち」と江戸時代の旅の出立の基本は午前4時だった。