吉田俊道氏は九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県の農業改良普及員に。その後県庁を辞め、有機栽培農家に。一昨日その彼の講演会に参加してきた。「菌ちゃん農法」とは、農薬や肥料を使用せず、土の中にいる微生物の力だけで作物を育てる農法。いい野菜ができるときは、必ず土の中が菌だらけだと。元気な野菜には虫がつかない、虫がつくのは弱った野菜だ。菌も虫もすべてのものに大切な役割がある。実は菌は土の中だけではなく、私たちの体の中にもいる。微生物の循環の働きを意識し、活用することで、私たちの体も地球も健康になる。健康に対する今までの常識がひっくり返されるお話でした。