いかに必要であろうと、いかに正当化できようとも、戦争が犯罪だということを忘れてはいけない。 (ヘミングウェイ 作家)
高倉健さんを追うように菅原文太氏が逝った。妻文子さんは「落花は枝に還らず」と申しますが、彼は、小さな種をまいて去りました。一つは、先進諸国に比べて格段に生産量の少ない無農薬有機農業を広めること。もう一粒の種は、日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、荒野に戻ってしまわないよう、共に声を上げることでした。すでに祖霊の一人となった今も、生者とともにあって、これらを願い続けているだろうと思います、と。合掌。