自分の親は父母の2人、そのまた親(祖父母)は4人、そのまた親(曾祖父母)は8人。これを10代遡ると1.052人、20代遡ると1.048.576人となる。今上天皇は125代目、これを計算すると、「4.2535295865E+37」(「E+37」=10の37乗)。つまり、42澗5352溝9586穣5117じょ(禾+予)3000垓です。数字の単位は、澗(かん)、溝(こう)、穣(じょう)、じょ(禾+予)、垓(がい)、京、兆、億、万だそうだ。昨日、その陛下から、「次第に進む身体の衰えを考慮する時、全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなるのではないかと案じています」 と、生前退位についてのお言葉があった。世論も陛下のお気持ちをしっかりと受け止めたいとの声が多いようである。
共同通信社の世論調査によると、オバマ米大統領の広島訪問について「よかった」との回答が98・0%に上ったという。大統領は、「核なき世界」への意欲を改めて語った。だが、停滞が続く核軍縮を今後、どう進めるかについて具体的な言葉はなかった。追悼はあったが、オバマ大統領の演説には、謝罪の言葉も、核の使用は間違いだったの言葉も無かった。大統領が献花した原爆死没者慰霊碑には、「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれている。
先週発生した熊本地震は14日の前震と16日の本震後も余震活動が活発で、収まる気配がない。土砂崩れや倒壊家屋現場で懸命の捜索が続いている。一方、熊本地震の被災地から、食料や水など支援物資の不足を訴える声が相次いでいる。全国各地から支援物資は向かっているが、受ける側の自治体が分配機能を十分果たせていない。大動脈である九州自動車道が寸断され、陸路で支援物資が集まるほど渋滞を悪化させる悪循環にも陥っている。2011年の東日本大震災でも支援物資の滞留が指摘され、仕分けを民間物流業者に任せることでようやく避難所に物資が届くようになった。今回の物資不足は、5年前の反省が生かされたとは言い難い事態だ。
今年最後の名言は、本年永眠された一部の方の言葉を集めました。
☆河上和雄(ロッキード汚職事件-東京地検特捜部長)2月7日逝去(享年81歳)
「群れを飛び出しても生きていけるような人間が集団を作った時、その組織は強くなる。」
☆坂東三津五郎(歌舞伎役者)2月21日逝去 享年59歳
「自分が一生懸命に勉強したときに限り、誰かが力を貸してくれてるなと思うときがあるんですよ。」
☆桂米朝(落語家-人間国宝) 3月19日逝去 享年89歳
「本当に大切な人との出会いは 全ての過去をひっくり返す力を持っている」
☆南部陽一郎(ノーベル賞受章者)7月5日 逝去 享年94歳
「自分では語らない、理論に語らせる」
☆塩川正十郎(元国会議員)9月19日逝去(享年93歳)
「母屋(国の一般会計)でお粥をすすって一生懸命節約をしているのに、離れ(特別会計)ではコドモがすき焼きを食っておる」
☆水木しげる(漫画家)11月30日逝去(享年93歳)
「喧嘩はよせよ、腹が減るぞ」
今日は、身体障害者福祉法施行記念日。日本で初めて全国民を対象とした、リハビリテーション視点での法律として身体障害者福祉法が誕生した記念日。
竹内一郎(漫画原作者)氏は「障害を持って生まれる子を”福助、福子”と呼ぶ習慣が日本にはあったようだ。その子が一人で厄災を背負ってくれたために、他の家族が平穏に暮らしていける、だから障害を持った子を「福を呼ぶ子供」と大切に育てた。真実はどうであれ、そう考えた祖先の知恵に、私は胸を打たれる」と。
暑さ寒さも彼岸までというが、3月21日は春分の日だった。太陽が真東から昇り、真西に沈む日で昼と夜の時間が同じである。ところで人間同じ状況にあってもポジティブに捉えるか、ネガティブに考えるかによってその後の人生が違ってくることを多くの先人たちが語っている。出来るだけポジティブに行きたいと思う

誰しも幸福を望みますが、それを実感することにおいてはきわめて鈍感です (日野原重明 100歳現役医師)
聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんが103歳の誕生日を迎えた「まだまだゴールは遠い。これからも働き続け、現役のまま日本の最長寿を目指したい。6年後の東京五輪も楽しみです」と、講演後に笑顔で語った。現在も時々、病棟を回診。講演などで月に数回出張し、来週は台湾も訪れる予定。手帳には10年先の予定も書き込んであるという
平和は力では保たれない。ただ解りあうことで、達成できるのだ (アインシュタイン 理論物理学者)
昨日はアインシュタイン記念日だった。1905年6月30日に相対性理論の最初の論文となる「運動物体の電気力学について」を発表したことに由来。 彼は理論物理学者だけでなく哲学者としても類まれな能力を持ち合わせていた孤高の天才だった。
自分は身体が不自由だけれども、不幸ではありません (乙武洋匡 小説家他)
昨日は身体障害者福祉法施行記念日だった。神奈川県立校生で肢体不自由者の18歳の時の詩がある。“僕という人間” 『僕は僕に障害があると、思っていなかった。僕は僕が生きにくい世の中に、障害があると思っていた。でも、人は僕のことを、障害のある人と言う。僕は僕自身だけれど障害ではない。松下大介』
平和な仲のよい夫婦ほどお互いにむずかしい努力をしあっているのだ、と云うことを見遁してはならない (野上弥生子 小説家)
戦争放棄を定めた憲法9条が今年のノーベル平和賞にノミネートされたという。平和賞は個人や団体に贈られるため、受賞対象者は「日本国民」だそうだ。若し受賞したら改憲論者はどう反応するのだろうか、また、授賞式には安倍総理が参列するのだろうか。