今週の名言・一言・つぶやき
「過ちが有りながら拾った勝ちは、やがては敵の勝利につながる(武田信玄:戦国時代の武将)」

4年に1度のサッカーワルドカップのTV観戦で寝不足が続いている。今回日本は、ポーランドに敗北も警告数の差で、念願の決勝トーナメント進出を果たした。日本は、イエローカード等警告数の「フェアプレーポイント」でセネガルを上回り、決勝トーナメントへ進出。出場32国中で、最多ファウル数は韓国の63回、最小が日本の28回だった。しかし、フェアとは、「公平で良心に恥じるところがなく正しいこと」でる。負けているのに戦おうとしない終盤10分の日本の戦い。イエローカード数で決勝狙うサムライブルーに多くのブーイングもみられ、サムライ精神への非難だった。そして、今朝の決勝トーナメントでは、2点先制したのにロスタイムで惜しくもベルーギー戦に敗れ初めてのベスト8入りは叶わなかった。夢を見せてくれたサムライブルー、ありがとう、お疲れ様でした。

今週の名言・一言・つぶやき「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相になることより難しい(チャーチル:元英国首相)」

チャーチルは競走馬の馬主でもあったが、今週日曜日の天皇賞では、2番人気のレインボーラインがゴール前で1番人気のシュバルグランを差し切ってGI初制覇となった。ところで、馬の最高速度は90km/h、ウサギ(ジャックウサギ)の最高速度80km/h。人間ウサイン・ボルトの100m世界記録を時速に換算すると37.58kmだそうだ。そして、マラソン世界記録保持者(2時間02分57秒)デニス・キメット(ケニア)は100mを平均17.49秒で走っている。

今週の名言・一言・つぶやき「金はうれしく 銀はくやしく 銅はほっとする (清水宏保:スケート選手、五輪メダリスト)」

日本勢史上最多のメダル13を獲得し平昌五輪が閉幕したが、熱戦が続いた五輪にあやかった交通標語を熊本県警が連発し、話題だという。「お先どうぞ ゆづる心に 金メダル」はフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦(ゆづる)、「安全運転 大事だよね そだね~」は、カーリングの日本女子が試合中に使う北海道なまりの「そだねー(そうだね)」と。便乗商法は許せないが、熊本県警には座布団13枚を。

 平昌五輪メダル

今週の名言・一言・つぶやき「勝負に一番影響するのは 「怒」の感情だ。羽生善治:永世七冠棋士」「”負けてたまるか”という怒りの感情が原動力になる。 羽生結弦:フィギュアスケート」

一昨日「羽生負けた」「羽生2連覇」のニュース。どっちが正しいのかと思ったら両方正解だった。「羽生負けた」は、羽生永世七冠が中学生の藤井聡太棋士に負けたこと、「羽生2連覇」は五輪で金メダルを取った事だった。羽生のフリガナは、ハブとハニュウ。羽生棋士のハブ睨みは有名だがハニュウ睨みでは迫力がない。氷上で舞うのはハブよりハニュウが舞う方が素敵だと感じるのは私だけだろうか。同じ「羽生」の名字だが、それぞれが「ハブ」と「ハニュウ」が似合っているとニュースで感じた一時だった。

今週の名言・一言・つぶやき「追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。(羽生善治:棋士)」

将棋界初の「永世七冠」が誕生。先週、羽生善治棋聖が竜王のタイトルを獲得、史上初の「永世七冠」を達成した。15歳でプロになり天才と呼ばれた彼が、将棋の7大タイトルを独占し七冠となったのは21年前。初タイトルの獲得も竜王、再び、その竜王で『永世七冠』を達成。永世称号を一つでも持つ棋士は、10人しかいない。そして今回舞台となったのは、鹿児島県指宿市の「指宿白水館」。まさに将棋を「指す宿」で前人未踏の七冠を達成した。おめでとうございます。

デンドロビウム 花言葉:真心、思いやり、天性の華をもつ

今週の名言・一言・つぶやき「今年も、何十人もの少年が、ピカピカに磨き上げて、堂々と去って行った。たとえ、敗者であってもだ。(阿久悠:「甲子園の詩」から)」

将棋で注目を浴びる中学生の藤井聡太棋士、現在の勝率は、38勝4敗で勝率は9.04割。しかし、甲子園の優勝校は、勝率10割なのである。今年、甲子園を目指した高校は3839校。一度負ければそれで終わる。一度も負けないチームが優勝校だ。つまり勝率10割なのだ。一方で、地方予選で負けた高校も甲子園の決勝で負けた高校も負けた回数はたったの1回なのだ。今年の栄誉は花咲徳栄(埼玉)高校に輝いた。ところで、阿久悠は無類の夏の甲子園ファンだった。夏の甲子園の高校野球をすべてテレビ観戦するという。この時期は仕事は入れない。画面から目を離したくないから、昼食は丼物に限定したそうだ。

今週の名言・一言・つぶやき「出る杭は打たれるもの。頭抜けてしまうと、今度は新しい世界が目の前に広がるチャンスもあります。(小池百合子:東京都知事)」

東京都知事小池百合子氏が政治塾「希望の塾」を開講し、彼女の言動・行動に注目が集まっている。ところで、日本の首都は何処かと問われれば、東京と答えるのが一般的である。しかし、現在日本の首都を直接定める法令は存在していない。東京都からは何度か日本の首都がどこかを法的に明確にすべきだとの要望が出されているようだが。

今週の名言・一言・つぶやき「人には二種類いる。出来ない理由を探す人と、出来る方法を探す人。石田純一(タレント)」

昭和18年に「東京府」が「東京市(現在の東京23区相当)」を合併し「東京都」となった。その都知事選に立候補した石田純一氏。出来る方法を探して立候補したものの、途中で出来ない理由を探したのか、立候補を取り消してしまった。さて、先出しジャンケンの小池百合子氏、中出しジャンケンの増田寛也氏、後出しジャンケンの鳥越俊太郎氏、ジャンケンに勝つのは誰か。新知事に贈る言葉「自分で自分を支配することができない人は不幸になりやすい(武者小路実篤)」。

今週の名言・一言・つぶやき「上り坂、勢いに乗っている時はいい。窮地に立ったとき、人間の本当の価値が決まる 大鵬 (第48代横綱)」

今場所稀勢の里が9連勝と好調だ。そこで、大横綱の語り種から。大鵬は「巨人、大鵬、玉子焼き」と言われた人気者力士。実力だけでなく横綱としての責任感も人一倍だった。世紀の大誤審で大鵬は45連勝でストップした。この相撲がきっかけで、判定にVTRが参考に取り入れられる事になったが、大鵬は「(勝敗で誤解を招くような)あんな相撲を取った自分が悪い」と。しかし、彼は酒豪番付でも横綱だった。1晩に1斗飲んだこともあるといわれ、親友の王貞治(プロ野球界の酒豪)と飲み比べ、酔いつぶれた王がひと眠りして起きると変わらないペースで飲んでいたという。また、場所中明け方まで飲んでいて付け人から「横綱、今日は大関戦ですが」と心配されると「どうして俺が大関とやるのに寝なきゃいけないんだ」と豪語したとか。

今週の名言・一言・つぶやき「監督にとって、決断は常に賭けである。(だが)賭けには根拠が必要。野村克也(プロ野球監督)」

巨人選手の野球賭博が問題になったが、こちらは100万ドルを賭けた人間対人工知能の囲碁対局でAI(人工知能)が賭けに勝った。それも囲碁界最強の韓国人棋士イ・セイドル九段にAIが勝ったというから驚きだ。そういえば、昨年12月野村総合研究所が「10~20年後に日本の労働人口の49%がAIやロボット等で代替可能に」との報道があった。「AIやロボット等による代替可能性が高い100種の職業」には、一般事務員、受付係、建設作業員などが並ぶ。負け組で目立つのが事務職だ。定型化したルーチンワークが多い秘書や公務員の仕事も危うい。逆に「代替可能性が低い100種の職業」には、アートディレクター、経営コンサルタント、俳優、バーテンダーやソムリエ、映画監督、幼稚園の教員など「人との対面」が基本の仕事はやっぱり人間だという。