今週の名言・一言・つぶやき
「賢い奴は何も言わなくても解ってる。馬鹿は言っても解らない。(故 立川談志:落語家)」

新型コロナには解らないことが多いが、その対応策も何故か解らないことが多い。「新型コロナは時計を持っていないのに夜8時過ぎの外出禁止すると言う政府。人流を避けよと言いながら聖火リレーは中止しない、電車は間引き運転をする。学校の運動会や行事は中止するのに五輪は何故出来るのと子供達」。優れたリーダーは「何故やるべきか」を明確に伝えるというが、日本にはリーダーはいるのか。馬鹿じゃない談志師匠、国のコロナ対応策解りますか?

今週の名言・一言・つぶやき
「雲の向こう側は、いつも青空だ。(ルイーザ・メイ・オルコット:小説家『著:若草物語著』1888年没」

新学期の始まりノートを購入する人も多い。そのノートの紙面は白色だと思っていたが、長岡技術科学大学と王子ホールディングス(株)によると、青色でざらついた手触りの紙は、白い紙より集中力を約6割高める効果があるという。研究によると、計算力、記憶力、論理力を測るテストの結果、青色で凸凹のある適度にざらついた紙は脳を刺激し、通常の白い紙より集中力を58%高め、凸凹がない青い紙でも、集中力を27%高める効果があるという。そんなノートが市販されている。また、「好きな色調査(8万人アンケート)」でも青色が一位だとか。昨日も今日も快晴の青空だ。

今週の名言・一言・つぶやき
「たんなる一生懸命にはなんら価値がない。一生懸命が価値をもつためには、正しい理論にもとづくことが前提条件だ。(本田宗一郎:本田技研工業創業者)」

【価値もない情報】デマやフェイクニュースは世の常だ。最近は新型コロナに関するものも多く、その真偽の見極めは難しい。健康情報を読み解く力「ヘルスリテラシー」の浸透に取り組む中山和弘聖路加国際大教授は、「か・ち・も・な・い」の言葉で紹介している。
:書いたのは誰か、発信しているのは誰か?→信頼できる専門家または組織か、個人なら所属があやしいかも。
:違う情報と比べたか?→他の多くの情報とは全く違うかも。他の新聞も読み比べる。
:元ネタ(根拠)は何か?→引用文献がなければ勝手に言っているだけかも
:何のための情報か?→商業目的でしかないかも
:いつの情報か?→古くて現在では違うかも
日本人は医学的知識が絡む判断を医者任せにしがちで外国に比べて弱い傾向が有るが、以上の点が確認できなければ「価値がない情報」と判断すべきだと。

今週の名言・一言・つぶやき
「名人もプロになったからには目指すべきものですし、強くならないと見えない景色があると思いますので、そこに立てるように頑張りたい(藤井聡太棋士:棋士になった当時)」

「くん」「さん」「だん」から「棋聖」に。最年少でプロ棋士になった中学生の「藤井君」、デビューから29連勝して「藤井さん」、5~7段での「藤井7段」と出世魚のように呼称を変え続け。ついに将棋の8冠タイトルの一つ「棋聖戦」で最年少でのタイトルホルダーとなった「藤井新棋聖」。幼少時、高齢者施設で対局し「早くおじいさんになって、いっぱい将棋を指したい」と言ってた彼。二つ目のタイトル戦の「王位戦」でも勝てば、呼称は「藤井2冠」となる。「藤井棋聖、強くなって見えてきた新しい景色はありますか、まだですか」

今週の名言・一言・つぶやき
「大丈夫ですよ。終わりがあれば、またいつか始まりますから(タモリ:タレント「”笑っていいとも”の最終回での言葉」)」

コンビニで弁当を購入すると店員さんから「お箸は大丈夫ですか?」と聞かれ「はい」と答えたら箸が付いていなかった。上司が若者に「今晩一杯飲みに行くか?」と誘うと「大丈夫です」と答えて、飲みに来なかったという。大丈夫なら来られるはずだろうと思った上司だが、最近はNOの意味で使う若者が増えているらしい。「明鏡国語辞典第二版」でも、「①安心していられる。任せられる」と「②相手の勧誘などを遠回しに拒否する俗語。そんな気遣いはなくても問題はないの意から、主に若者が使う」と。例文として「おひとついかが?」「いえ、大丈夫です」を挙げている。貴方の大丈夫の使い方は大丈夫ですか?

今週の名言・一言・つぶやき
「正解はこれしかないと決めつけるから辛くなる。これが幸せだと決めつけるから、そこにたどり着けない人が苦しむことになる。(萩本欽一:コメディアン、タレント)」

先週に続いてノートルダム学院の正解のない考える問題から。『信号の3色に1色追加するとすれば何色にしますか。それは何故ですか』。【解答一部】①ピンク色にします。『ピンクは楽しい色。信号がピンクの時は、スキップして渡ることにすれば、なんだか楽しくなれると思います。小3-女子』。②紫にします。『氷点下になると光る仕組み。都会の氷雪に慣れていない地域で、車のスリップ防止になるように。高1女子』。あなたなら何色を?

今週の名言・一言・つぶやき
「今あるものに継ぎ足すな。 今あるものをゼロにしてどうするかを考えよ。(松下幸之助:松下電器産業〈現在のパナソニック〉創業者)」

世の中は正解のない問題が溢れているが、「ノートルダム学院小・女学院中高(京都市)」は未来を見据えて思考力育成を重視。「覚える」から「考える」教育へ。そこで、こんな問題が生徒に。『手元に千円あります。たくさんの人を笑顔にする方法を考えてください』解答例①野菜の種を買います『野菜は育てると「たくさんの種」を作るから。たくさんの人に、その種を配ります。小3-男子』②ホウキを買います。『落ち葉やごみで通りにくい道を掃除したら、自転車も散歩もしやすくなって、みんなが笑顔になれると思います。小4-女子』。特別定額給付金の10万円がもうすぐ貰える。千円を十万円に変えた問題で全国から募集したらどんな解答がでるだろうか。

今週の名言・一言・つぶやき
「日本文化の独自性、わび・さび、もののあはれ、などといった、感性を掴み出して芸術化したものは、外人には分からない世界だ。(中曽根康弘:元総理-101歳逝去)」

【合掌】国鉄の民営化や日米安全保障体制の強化などに取り組んだ、中曽根元総理が101歳で逝去。田中角栄の権力を背景に首相に上り詰め「田中曽根内閣」と呼ばれるなど、政局における立ち振る舞いに一貫性がないと批判を受け「風見鶏」とも呼ばれたが、「今日本で一番必要なのは『風見鶏』だと思う。『風見鶏』は足はちゃんと固定している。体は自由です。だから風の方向が分かる。風の方向が分からないで船を進めることはできない」と。また、自分と向き合う中で、権力に政治家を独善的な道に走らせる側面があることを自覚して「権力の魔性を自戒せよ」との言葉を残した。今の政治家やリーダーが忘れてはならないことだろう。

今週の名言・一言・つぶやき
「同じ経験をしたからといって、同じ創意が出てくるものではない。大切なのは、ひらめき、感性なんです。(関本忠弘:技術者、日本電気株式会社(NEC)の元社長)」

しとしとと雨が降り続く梅雨だが、今週にも梅雨明け宣言されそうだ。 梅雨は雨の降り方によって、「男梅雨」や「女梅雨」と呼ばれたりもするらしい。男梅雨とは陽性型の梅雨であり、烈しく降ってサっと止む。それに対して、しとしとと長く降り続く雨を女梅雨、梅雨の後期になると、災害をもたらすほどの集中豪雨を「荒梅雨」と呼ぶようだ。雨には様々な呼称があり、これからの時期には、「戻り梅雨、空梅雨、早梅雨、青葉雨、翠雨、緑雨、瑞雨、穀雨、甘雨」などが見られよう。日本人は生活の中で、雨の細かい違いを敏感に感じ取り雨の呼び名は400語以上もあるそうだ。先週のつぶやき欄で、日本人は虹を7色感じるが、外国では、七色の虹を6色、5色、4色と表現している国もある。日本人の感性は豊かであることを誇りにしたい。

今週の名言・一言・つぶやき
「ワインの中には智恵がある。ビールの中には自由がある。水の中にはバクテリアがいる。 (ベンジャミン・フランクリン:米-政治家・発明家)」

猛暑が消費を刺激、国内景気が4ヶ月振りに改善だとか。我が家もエアコンとビールの消費は増えたようだ。ところでビールは1ℓ飲めても水は1ℓ何故飲めないのか。水は飲んでもほとんど胃で吸収されず、腸へ流れていくまでは胃の中に溜まってしまう。ビールにはアルコールが含まれおり、胃でアルコールを吸収する際に水分も一緒に吸収される。そのため、水に比べてビールは胃に溜まりづらく、たくさん飲むことが出来る。また、ビールには利尿作用があり、排泄する頻度も水に比べて高くビールは水よりたくさん飲めるのだそうだ。