今週の名言・一言・つぶやき「長生きしても人は満足しないかも知れないが、充実した人生には満足する。(ベンジャミン・フランクリン:18世紀米国の政治家)」

人間長生きに超したことはない。しかし、それが幸せかというと、そうでもないようなデーターが。日本人の平均寿命は世界第2位だが、「幸せ度(世界幸福度報告書2017)」によると、世界155カ国中51位でG7国では最下位だという。長生きは幸せではないのだろうか。ちなみに1位ノルウェー2位デンマーク。この調査は、国民の自由度や、1人あたりの国内総生産(GDP)、政治、社会福祉の制度などを元に「幸福度」を数値化しているという。

9月26日誕生花 モミジアオイ(紅葉葵) / 花言葉:温和、穏やかさ、優しさ

今週の名言・一言・つぶやき「私は、過去というものは、前向きのためのものでない限り、嫌いである。「青年は明日を思い、老人は過去を憶(おも)う」 とするなれば、私も青年のつもりである。(松永安左エ門:実業家)」

昨日は敬老の日だった。全国の65歳以上の高齢者人口は推計で3514万人となり、総人口に占める割合が27.7%、90歳以上は初めて200万人を超え、206万人。岐阜県の100歳位以上は、1074人で最多を更新。人口10万人当りの100歳以上の高齢者は、53.12人(全国平均53.43人)、市町村別では、白川村189.87人がトップだという。
松永安左エ門は1971年逝去、享年96歳。明治~昭和時代の実業家。大正11年東邦電力を創立,昭和3年社長。昭和24年電気事業再編成審議会会長となり、現在の9電力体制を推しすすめ、「電力の鬼」とよばれた。

花言葉の意味は「長寿」「長命」

今週の名言・一言・つぶやき「60歳は人生の花。70歳で迎えがきたら留守だといえ。80歳で迎えがきたら、早すぎるといえ。90歳で迎えがきたら、急ぐなといえ。100歳で迎えがきたらぼつぼつ考えようといえ (仙厓義梵:禅僧)」

仙厓義梵(せんがいぎぼん)は、江戸時代の臨済宗古月派の禅僧、画家。禅味溢れる絵画で知られる。美濃国武儀郡で生まれ、11歳の頃清泰寺で臨済宗の僧となった。19歳になり行脚の後に月船禅彗の門下に入る。32歳で印可を受け再び行脚の旅に出る。39歳より博多の聖福寺の盤谷紹適の法嗣となる。住持を23年務め、一応の引退となる。88歳で遷化するまでに、多くの洒脱・飄逸な絵画(禅画)を残す。私も今月で70歳となったが、お迎えにはなんと答えようか?。

今週の名言・一言・つぶやき「定年って生前葬だな (内舘牧子著「終わった人」の書き出し)」

この4月定年で新たな人生を迎える人も多いだろう。しかし、「終わった人(著-内舘牧子)」の書き出しで始まる小説は、シニア世代には衝撃的でもある。この小説では、まだ60代という若さで定年を迎える男の『その後』が語られている。そして、内舘さんは小説の後書きに「定年になったら誰もが一直線」だと。また、どんなに地位や肩書きがあろうと、そこからは衣を脱ぎ捨てて、歩き始めることだと。

今週の名言・一言・つぶやき「老年は山登りに似ている、。登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる。(イングマール・ベイルマン スエーデン 映画監督)」

明治・大正時代の日本人の平均寿命は、40歳代でしたが、昭和22年生まれの者の平均寿命は、男50歳・女54歳(厚労省資料)。私は段階の世代の昭和22年生まれで、今年70歳の古希を迎えます。「人生七十古来希なり」だった70歳が、今や、平均寿命は50歳から80歳に延びました。そして、自分は高齢者だと思っていたら、最近高齢者の定義が変わり65歳~74歳は准高齢者で、75歳~89歳が高齢者、90歳以上が超高齢者だとか。私は、高齢者から准高齢者となり、高齢者への準備期間が、あと4年有ることとなりました。

170112-古希2

今週の名言・一言・つぶやき「九十九といっても、歳がたまっただけのこと。歳を取ったから偉いなんて冗談じゃない(堀文子:99歳の現役日本画家)」

今年、白寿を迎えた堀文子氏。20年続けてきた「堀文子 現在(いま)」シリーズでは常に新しいテーマ技法にチャレンジし、新作を発表を続けている。彼女が「サライ(雑誌)」の白寿記念インタビュー「これが私の生きた道」から。☆驚くこと。感動すること。ただそれだけあればいい。☆私は自分に対して冷たい人間ですから、自分の経歴やしてきたことなんていちいち覚えていないのです。私にとっては常に「現在(いま)」しかないのです。☆人間は生きている限り、未熟なのです。この齢になっても、私は自分に対する不満が山のように溜まっています。☆99歳になるというのは初体験です。人の一生は毎日が初体験で、喜びも嘆きも時の流れに消え、同じ日は戻らず、同じ自分もいないのです。☆私が確かに生きているという今日。全身、全霊を傾けて考え、嘆き、感動することのできるのが今という時間なのです。

今週の名言・一言・つぶやき「人のために自分を捧げる喜びを知っている人を、プロと言います 日野原重明(105歳の現役医師)」

今日は日野原重明氏105回目の誕生日、氏は聖路加国際病院名誉院長で現役の医師だ。◆
慶応大学医学部老年内科診療部長の広瀬信義さんによると、日常生活で自立または軽い介助で済む人は50%、認知症がない人は30~40%だという。◆広瀬さんが注目しているのは、105歳以上の「スーパー百寿者」だ。年齢とともに、高齢者の死亡率は高まっていくのが普通だが、不思議なことに、105歳を超えると、死亡率は下がっていく。◆ひょっとしたら、スーパー百寿者は、元気に長く生きられる遺伝子を持っているのかもしれないと。◆大阪大学准教授権藤恭之氏(心理学者)は、国内の百寿者の性格を調べている。「年寄りは偏屈」と言われるが、それは俗説であり、百寿者の性格は概して開放的だという。◆男性は好奇心旺盛で新しいことが好き、女性は人付き合いが上手で、家族の面倒をよく見てきたタイプが多い。◆健康な人ばかりではないのに、「自分は幸せ」と感じる割合が、80歳前後のお年寄りよりもずっと高くなる。百歳は百歳なりの人生を楽しんでいるのだ。

今週の名言・一言・つぶやき「よく働けば、人は長寿で一日が短い。(トルコの格言)」

岐阜県の100歳以上の人口が1012人と初めて1千人を超えたそうだ。昨日は敬老の日、朝日新聞の元気なお年寄り紹介記事から。『日本料理で「現代の名工」に認定され、飛騨に伝わる宗和流本膳料理人の川原節男(87歳-高山市)さん。「人に好意を持ち持ってもらうことが大事。好意を持ってもらうには?身ぎれいにして自分の出来ることを何でも周りにすること。自分はいい年だからと引っ込み思案になるのはだめだ」と。

今週の名言・一言・つぶやき「百歳は百歳。わたしはわたし。(96歳のおばあちゃん)」

「私の折々のことばコンテスト」(朝日新聞社主催)最優秀賞:瀬戸くるみさん(さいたま市立大宮八幡中1年)から。
『「おばあちゃん、この人百歳だって。」96歳のおばあちゃんになにげなく言ってしまった言葉。テレビでは百歳のおばあちゃんが元気に肉をもりもり食べて、シャキシャキ歩いている。それを見て咄嗟に出てしまった言葉。あっマズイ。おばあちゃん、傷つけちゃったなあ。◆そんな時、おばあちゃんはこの言葉を返してきた。それもかなり強い口調で。私は胸をぐっとつかれた。◆おばあちゃんは、自分が寝たきりで、もう動けないことをちゃんと受け入れて生きている。そして、「わたしゃ口の達者さは百歳に負けておらんよ。」とニカッと笑って見せてくれた。』
『おばあちゃんが忘れても、私は一生忘れない。◆物知りでおもしろくて、色んな話をしてくれる大好きなおばあちゃん。◆「自分は自分」ということを、わかっているつもりでも不安になることがあります。おばあちゃんに言われて「やっぱりそうだ。それでいいんだ」と。おばあちゃんはこのことを忘れているかもしれないけれど、私には一生忘れられないことばです。』

今週の名言「ため息を一回つくと三歳老ける。一日三回感動すると若くいられるのよ。加藤シズエ(女性初の国会議員、1896~2001)」

昨日は敬老の日。元気な高齢者「鹿児島のイチロー」の話題。鹿児島市内のバッティングセンターで1日260本塁打の記録を持ち、「鹿児島のイチロー」と呼ばれる満山一朗さん(76)が自己記録の更新に挑んだ。18日夜、約8時間打ち続け、80ゲーム目の1904球目を本塁打枠にはじき返し、米大リーグの本家イチローのシーズン安打記録にちなんだ262本塁打を達成した。「次はイチローが来年達成するであろうメジャー3千本安打にちなんで一日300本塁打をめざす」と。喜寿を迎える来年の「現役続行」を早くも宣言。