不可能の反対語は可能ではない。挑戦だ (ジャッキー・ロビンソン 大リーガー)
欧州サッカー界を覆う人種差別が問題となっている。1947年ジャッキーは黒人初の大リーガー選手でデビュー。対戦相手からは対戦拒否や想像を絶する人種差別の壁をバット一本で挑戦した。入団時の会長が彼に求めたことは「君はこれまで誰もやっていなかった困難な戦いを始めなければならない。その戦いに勝つには、君は偉大なプレーヤーであるばかりか、立派な紳士でなければならない。仕返しをしない勇気を持つんだ」と彼に言い、右の頬を殴ったが、ロビンソンは「頬はもう一つあります」と応え、紳士的なプレーで差別の壁を破り、その年の制定された新人賞を獲得した。
逆境にいて楽観せよ (出光佐三 実業家)
出光興産の創業者である彼は「不景気大いに結構。天下大乱いいじゃないか。僕は楽観主義者、人間は苦労しなければダメ。苦労すればするほど、人間立派になる。僕は努めて苦労してきた」と89歳時の発言。さらに「人間の幸福は老後にあり」と。95歳永眠
笑顔は 疲れた者にとっては休養、失意の人にとっては光明、悲しむ者にとっては太陽、悩める者にとっては自然の解毒剤となる。 (デール・カーネギー 米:著述家)
1万8千人以上の死者と30万人以上の避難者が出た東日本大震災。あれは2年前の今日だった。多くの人から笑顔を奪った地震と津波と原発。あれから2年、どれだけの人が笑顔を取り戻せたのだろうか
生きるということは、身も心も忙しく働かせるということです。 (飯田深雪 料理研究家)
アートフラワーの創始者でもあった彼女は、「たとえ戸棚の掃除というような小さなことであっても、気になっていたら、すぐに片づけなくてはいけません。誰も知らなくても、自分で気持ちが悪い状態にしてはいけない」と。103歳で永眠。また「人は、今やらないことは、往々にして一生やらないものです」とも。定年後何かと億劫になっている私には、耳の痛い言葉だ。
梅のように老いを生きたい (小倉遊亀 日本画家)
地域によっては観梅の季節。人間は齢をとると、人によっては老醜のみじめさ現すが 、梅の木は年老いてこそ美しさにますます深みを増していくと、晩年好んで梅を描いたという小倉遊亀。「老いて輝く、60台までは修行、70台でデビュー」。105歳まで描き続けてきた遊亀であるが、金銭とか名誉とは無縁だった
人に勝つより、自分に勝ちなさい (加納甚五郎 講道館創始者)
柔術から柔道への創始者、加納甚五郎が柔道の精神として唱えた「精力善用」「自他共栄」。「精力善用」とは、力で相手をねじ伏せたり、威圧したりせず、世の役に立つことのために能力を使うこと。ところで、園田柔道女子監督が暴力問題で辞任した。五輪至上主義で柔道より柔術に目がいったのだろうか。剣術でなく剣道も剣の道を習い己の精神を鍛えるのが目的だと。暴力で精神は鍛えられない
良心の問題に関しては、多数決の法則は適用されない (ガンジー 政治指導者)
今日は建国記念日。ガンジーはインド建国の父とも言われ、非暴力、不服従運動で知られる。彼は「弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ」とも言っている。なるほど高齢になると怒りぽくなったりするのも弱っていることへの反動なのかもしれない。
節約せずに誰も金持ちにはなれない。そして、節約する者で貧しい者はいない。 (サミュエル・ジョンソン 英:文豪)
2011年度の国民経済計算(確報:1/18内閣府発表)によると、土地などの資産から負債を差し引いた国全体の正味資産(国富)は11年末に前年比0.8%減の2995兆円で、バランスシート上、初の債務超過になり国の借金は今年度中に1000兆円を超えるという。安部政権の新年度予算では参院選を意識したバラマキ政策が透けて見えるが、果たしてアベノミクスで、3本の矢は的を射ることは出来るのだろうか
世界の何処かで/今も戦争が起こっている/日本の何処かで/いじめも起きている/やさしさのインフルエンザが流行しないかしら/思いやりの症状が/蔓延すればいい。 (柴田トヨ 詩人)
今年の芥川賞は黒田夏子さんが受賞、最年長者(75歳)記録だ。一方、3年前に柴田トヨさんは、詩集「くじけないで」を出版。98歳の新人の詩集がミリオンセラーとなった。その柴田さん20日に大往生(101歳)の報。やなせたかしさん(漫画家)は「彼女は『目を覚ました詩の天使』です。人間はいくつになってもやる気があれば進歩できることをわれわれに見せてくれた。誰が読んでも共感する優しい詩でした」と。合掌。
決断と忍耐とはもっとも高貴な性質である (ゲーテ 独・文豪)
巨人、大鵬、卵焼きと称された1960年代。昭和の大横綱大鵬が逝った、72歳だった。大鵬は「忍」という字を愛していたという。「心の上に刃(やいば)をのせて生きていく。必死に生きてきた自分の人生をこの一文字が表している」と。「忍」一文字の人生で、横綱の責任を果たし続けた。合掌。