今週の名言・一言・つぶやき
「『頑張った人だけが、落ち込むことができる』『自分だけ大変だと思ってる奴、多すぎるんよな』『 やさしさを持った人は、それ以上の悲しみを持っている』(明石家さんま;タレント)」

「明石家さんま、イチロー、松岡修造の共通点は?」と聞かれ。若い人なら思いつくだろう。答えは、新入社員の理想の上司。(大垣共立銀行〈大垣市〉が、岐阜・愛知・三重・滋賀各県所在の企業255社の2019年度新入社員に調査の結果のトップ3)。昨年に続き連続トップの明石家さんまの理由には、「明るく元気なので楽しく仕事が出来そう」、「後輩の面倒見がよさそう」、「失敗しても笑って励ましてくれそう」等。なお、明治安田生命による「理想の上司」ランキングでは、男性編はお笑いタレントの内村光良、女性編は水卜麻美アナウンサーが共に3連覇を。理由は「親しみやすい」「知性的・スマート」「頼もしい」だとか。

今週の名言・一言・つぶやき
「身は老いるとも、心は老いず。(吉行あぐり:美容師)」

【長寿者】吉行あぐりはNHK朝ドラ「あぐり」のモデルともなった美容師。美容師免許所持者の中では最高齢であった。90歳を過ぎても馴染みの客に限定して美容師として仕事を続けていたが2005年に閉店。顧客には秩父宮妃、円地文子(小説家)等。長男-吉行淳之介(小説家)、長女-吉行和子(女優)、次女-吉行理恵(詩人、小説家)がいる。100歳を超えてなお矍鑠(カクシャク)としていた。亡くなる2日前まで自ら箸を持って食事をしていたという。座右の銘に「新しい体験をすると、寿命が75日延びる」と。2015年逝去、享年107歳。

今週の名言・一言・つぶやき
「長生きするためには、退屈しないこと。僕なんか毎日忙しくて、死んでるヒマなんかありませんよ (物集高量:国文学者、作家、1985年逝去、享年106歳)」

【長寿者】東京帝大卒、著作に「百歳は折り返し点」。物集氏は様々なエピソードを持ち、TV「徹子の部屋」に何度か出演し怪気炎をあげる。27歳の時スリの親分に弟子入りを志願したが、脚が悪いので断られた。花札賭博、競馬等で多額の借金で差し押さえ、1951~1976年まで生活保護を受ける。「正直に生きないこと」「恋ってのが一番いいんです」「夏の夕方、街を若い女性が薄着でぶるんぶるんとお尻をふって歩く。それをトウモロコシを噛りながら眺めているのが長生きのもとです」。106歳老衰で死去する前日、若い看護婦のスカートに手を入れて婦長から?られた。葬儀では、東京都内の男性で最も長命だったことから、当時の鈴木東京都知事が弔辞を読んだという。

今週の名言・一言・つぶやき
「笑顔でいれば好かれるし、怒ってばかりいたら嫌われる。それだけなんだよ。笑顔で愛のある言葉をしゃべろうよ。(斎藤一人:実業家、銀座まるかん創業者)」

昨日の朝日新聞の1面は、苛められた中学生が自殺した記事だった。自殺した子のスマホのLINメッセージには、苛める側の酷い言葉が並んでいた。ペンが凶器となり自殺という形での殺人(?)とも取られないような中学生の死だった。ところで、「笑顔という魔法(著:池谷裕二)」によると、「①ペンを縦にして、ストローのように唇でくわえる。②ペンを横にして、歯でかんでくわえる」の二通りの方法で同じ漫画を読んだ結果、②のほうが漫画の点数が高かったという。ペンを横にくわえると笑顔に似ている。つまり、この実験結果は、笑顔に似た表情を作りながら漫画を読むとおもしろく感じられることを示している。中高生諸君、ペンを横にくわえてLINをしよう。笑顔の表情でLINをしよう。笑顔にはきつい言葉は似合わないから。