やっと会えた新札の栄一さん梅子さん柴三郎さんに。梅子さんのお札のNoは「AA614045KS」でプレミア価値あるAA券とはならなかった。ところで、日本資本主義の父とも言われる渋沢栄一。約500もの企業の設立や経営に関わり、約600もの教育機関・社会公共事業の支援と民間外交にも熱心に取り組み、数々の功績を残した。日本の資本主義の父と呼ばれるけれど、こんな逸話も残る。三菱の創始者である岩崎弥太郎から「自分と手を組めば、この国を牛耳れる」と申し込まれたが、きっぱり断った。「私は道義的な経営で生まれた利益を公平に分配することを考えていきたい」と断言したという。経営だけでなく、困窮者の救済や国際交流にも力を注いだらしい。自分ファーストに自社ファースト、自国ファースト…そんな姿勢一辺倒の思想がまかり通る現代だからこそかみしめたくなる言葉だ。
トマトが美味しい時期だ。栄養豊富で、老化を抑制するビタミンEも含まれる健康野菜。そのトマトだが、茎を切り落とされると「悲鳴」を上げるらしい。イスラエルのテルアビブ大学の研究者は、世界で初めて植物が発する音を録音・解析した結果、ストレスを受けたトマトやタバコが通常の人間の会話に匹敵する大きさの音を発するらしい。昨日から大暑に入り暑い日が続くが、悲鳴をあげたトマト供養のため、暑い日はエアコンより衣服を脱いで冷たーいトマトを丸かじりするのもよいかも。
馬場氏は緑内障が進行し、視野が狭くなりどんどん目が見えなくなり障害者1級。だが、見えなくなっていくことで、その外の感覚は敏感になっている気がする。聞こえる音、吹いてくる風の空気感が鋭敏になっていると。NHKのTV番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」から『異端の建築家、馬場正尊。リノベーションの先駆者として、空き家や解体されるビルなど、見捨てられた建物をよみがえらせてきた。馬場が手がける場にはなぜか人が集い、笑顔が生まれる。新築の設計に疑問をいだき、傍流をさまよい続けた過去。失われゆく視力と残された時間。今、リノベーションのその先を示す設計に挑む。人の生き方をも変えると言われる馬場の建築、そこに込められた物語だった。』
娘が七月七日の七夕の日に結婚した。歌手の加藤登紀子さんは『大好きな人を思う日。大好きな事を描く日。心に好きなことを思い描く! それだけで幸せになれる! それが「七夕」』と。また、詩人の相田みつをさんは『しあわせはいつも自分のこころがきめる』と。
この人と夫婦でいられて幸せだと互いが感じられれば、それが相手を幸せにすることにもつながると思う。毎日々々小さな幸せを見つけられる、そんな素敵な夫婦になってください。いつまでもいつまでも幸せで。父より。
先月20日藤井聡太八冠が初の失冠。叡王戦を伊藤匠七段が制した。師匠の杉本八段は「藤井の失冠というよりタイトルホルダーが1人増えたと考えるべきでは。これを機に将棋界が盛り上がるし、藤井七冠のモチベーションも上がるだろう」と受け止め、「本人には『また八冠に挑戦できるね』と声を掛けたい」と。昨秋、永瀬王座が藤井七冠に敗れた時 「人間をやめなければならない。そして藤井さんは人間ではない 」と藤井棋士の強さを語ったが、永瀬九段!藤井さんは今人間に戻りましたヨ。