今週の名言・一言・つぶやき「一隅を照らす此れ則ち国宝なり。(最澄:天台宗開祖)」 最澄は、平安時代の僧で日本の天台宗の開祖。近江国滋賀郡古市郷に生れ、 12歳で出家、14歳で得度、法名を最澄とした。 19歳のとき比叡山に登り、草庵を構え思索の生活に入る。 世の中のほんの片隅でもいいから、明るくしてくれる人こそが国の宝であると語る最澄は、死に臨んで、弟子たちに「私のために仏を作り、経を写すなどするよりも、私の志を後世まで伝えなさい」と、いましめたのでした。