今週の名言・一言・つぶやき
「『今はできない』を、『絶対できない』と間違えないように。斎藤茂太:精神科医、随筆家。2006年11月没)」

ロシアの60以上の都市で反戦デモが行われ、4000人超が警察に拘束されたという。一国も早く停戦になることを強く願いま。ところで、故斎藤茂太家では「デモでなく”でも禁止」だったという。”でも”は、「早く資料をまとめてくれ」「でも今別件に取りかかってて」「これ体にいいよ」「でもなんとなく嫌いで」などと気が進まない言い訳に使われがちで、自分をかばう作用がある言葉。だから”でも”禁止をすると、自分が前向きになり、頼まれごとが有ったときの返事が「やります、喜んでやります」と前向きの生き方が出来ると。

今週の名言・一言・つぶやき
「いちばんいい薬というのは”お前は天才だ、才能がある”という、この一言なんです。(米長邦雄:永世棋聖・4冠棋士、2012年12月逝去)」

強い棋士は、頭がよい・記憶力がよい・負けず嫌い・集中力が凄いという。藤井聡太5冠はそうだが、故米長永世棋聖もそうだったようだ。3人の兄は東京大学へ進んだが、「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」「将棋が強くなる方法は、脳みそが汗をかくほど集中して、盤面を見つめることである」とも

今週の名言・一言・つぶやき
「”派手な手と地味だけど最善手”の兼ね合いはとても難しいと思います。(藤井聡太五冠:棋士)」

史上最年少で五冠を達成した藤井聡太新王将が富士山何合目か問われ、「どこが頂上なのか全く見えない。(森林が形成されなくなる境界線の)森林限界の手前で上の方には行けていないのかな」と語った。他の棋士も富士山を例えて、木村義雄14世名人(1986年逝去)「将棋を富士山にたとへるなら、私の将棋などはやつと山麓に達したか、贔屓目に見て、二合目か三合目に差しかゝつたところであらう」。米長邦雄4冠(2012年逝去)は「技術的には現A級は百メートルを皆10秒1で走っている。今後よほどの天才でも現れない限り9秒7や8はなかなか出ないだろう。その意味で技術を富士山に例えれば、我々はまだ一合目かもしれない」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「お子さんに「何のために生きるの?」と聞かれたら、「誰かを幸せにするために生きるのよ」と答えてあげてください。(瀬戸内寂聴:小説家、尼僧-2021.11月没)」

「人間はなんのために生きるのか」に対して、フーテンの寅は(男はつらいよ-寅次郎物語-39作)次のように語る。満男「人間は何のために生きてんのかな」寅「難しいこと聞くな、お前は…何と言うかな、あぁ生まれてきてよかった。そう思うことが何べんかあるだろう。そのために生きてんじゃねえか」と。

今週の名言・一言・つぶやき
「お皿の上に乗っかっている物を可哀想がっても仕方ない。おいしく頂く事が供養だ。(宇津井健:俳優、2014年3月没)」

俳優の中でも、屈指の馬術の達人の一人だった宇津井健だが馬肉も好んで食した。上記のコメントは馬肉を食する時の言葉。ところで今日は針供養の日。99歳で大往生した我が母は、家の内外問わず和服姿で、母の洋服姿を見たことがなかった。働き者の母は和裁で家計を助け、死ぬまで針を離さなかった母。しかし針供養日はのんびりしていたことを想い出す。

今週の名言・一言・つぶやき
「脳は、もっともらしい、言い訳を探し出す。後悔していない、あのときの選択は正しかったという潜在的な意識を働かせるのだ。(池谷裕二:東京大学大学院薬学系研究科教授)」

池谷教授は、脳は飽きっぽくできていて三日坊主に悩む人が多いのも当然だが、解決策は脳をだますことだと。やる気や気合などのパワーを生み出す脳部位の「淡蒼球」を起動させることだ。起動スイッチは4つある。①つ目のスイッチは身体(体を動かす)。身体は脳の支配下にあると思われがちだが、本当は逆で体が主導権を握っている。「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出る」②経験(いつもと違うことをする)。日常生活の体験は脳の最高幹部と言われる海馬を通じて、貴重な記憶や知恵として脳に貯えられる。そのため「形から入る」「身銭を切る」「人を喜ばせるためにやる」等。③報酬(褒美を与える)。褒美はテグメンタという脳部位を活性化させ、快楽物質であるドパミンを出す。金や食べ物も報酬になるが達成感が優る。④イデオモータ(なりきる)。強く念じることで、無意識のうちに体が動く。成功のイメージを具体的に描き、その自分になりきることでやる気が引き出されると。

今週の名言・一言・つぶやき
「ああ、湯が滲(し)みて来る。(「海峡-井上靖著」から」

小説で主人公は、「本州の北の果ての海っぱた(海端)で、雪降り積る温泉旅館の浴槽に沈んで、いま硫黄の匂いを嗅いでいる」と、青森県風間浦村の下風呂温泉でつぶやく。
凍みるような寒さの中、温泉で湯が滲みて来る。湯上がり後の酒が体に染み渡り、そして人の優しさが沁みる。先週大寒を迎えたが今年の寒さは格別だ、久しぶりに日帰り温泉で温まりたい。

今週の名言・一言・つぶやき
「どんな悲しみや苦しみも、必ず歳月が癒してくれます。そのことを京都では“日にち薬”と呼びます。時間こそが、心の傷の妙薬なのです。(瀬戸内寂聴:小説家・尼僧)」

寂聴さんは、「愛する我が子に先立たれた、最愛の人を亡くした。その悲しみを治す薬はないけれど、歳月が薬になる。時間がこころの傷を癒やしてくれる」と。昨日、阪神・淡路大震災追悼式で灯籠による”忘”の文字が。27年前の震災を「忘れない」だけでなく、想い出すのが辛く忘れたい人、忘れられない人達が参列した。

今週の名言・一言・つぶやき
「難が無ければ無難な人生、難が有れば苦難の人生、難有ればこそ有り難し。(お寺の掲示板:九應寺:大阪)」

南天は、「難を転ずる」の語呂から縁起のいいものとされ、お正月飾りとしても見る季節だ。多くの人は「難」を避けて「無難」な人生を良しとする気持ちがあるが、「難」を乗り越えていくことにも、人生の喜びが潜んでいると、九應寺の住職は言う。また、お笑いタレントのゴルゴ松本氏は「人生には辛いことも苦しいこともある。これを難という。困難、苦難、災難。できればこの難はない方がいい。しかし難が有ることを有難い」と命の授業で教える。

今週の名言・一言・つぶやき
「新しい年です。不幸な出来事は過ぎ去り、素晴らしい出来事だけが増えますように。(エメリヤーエンコ・ヒョードル:ロシアの総合格闘家」

【寅】謹んで新春のお慶びを申し上げます。本年も相変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。今年の支は壬寅年ですが、壬寅は「陽気を孕み、春の胎動を助く(冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年になる)」とか。

トラにちなんで…。

ト 徳は事業の基なり(菜根譚:中国古典の一つ)
ラ らしく……というのはいい言葉だよ。誰でもその人らしく振る舞えばいいのさ(中山晋平:作曲家)