国際非政府組織(NGO)によれば、世界長者番付1位は前年に続いてアメリカのビル・ゲイツで、資産は750億ドル(約8.5兆円)だった。世界で最も裕福な8人が保有する資産は、世界の人口のうち経済的に恵まれない下から半分にあたる約36億7500万人が保有する資産とほぼ同じだったという。8人のうち米国人は6人。また、トップ10の大企業の収益の合計は、下位180の貧しい国々の収益以上だという。一方で米国の新大統領は、雇用を取り戻し、国境を回復し、富を取り戻すと米国第一主義を就任演説で述べた。
明治・大正時代の日本人の平均寿命は、40歳代でしたが、昭和22年生まれの者の平均寿命は、男50歳・女54歳(厚労省資料)。私は段階の世代の昭和22年生まれで、今年70歳の古希を迎えます。「人生七十古来希なり」だった70歳が、今や、平均寿命は50歳から80歳に延びました。そして、自分は高齢者だと思っていたら、最近高齢者の定義が変わり65歳~74歳は准高齢者で、75歳~89歳が高齢者、90歳以上が超高齢者だとか。私は、高齢者から准高齢者となり、高齢者への準備期間が、あと4年有ることとなりました。

今年は酉年です。酉の語源は酒の壺を示す象形文字だそうですが、酉偏の漢字には酒に関するものが多いようです。酉に氵(水)が付けば「酒」それを「酌」み交わせば「酔」う。「酎」は濃い酒のことであり、飲み過ぎれば「酩酊」し千鳥足になる人も。しかし、酒や漬け物は寝かせて発「酵」や「醸」造を経て芳「醇」な味となる 。飲み過ぎないよう星を隣に「醒」めた頭でチャンスの鳥を捕まえたいものです。

謹んで新春のお喜びを申し上げます。初夢はいかがでしたか
今年は酉年です。トリにちなんで、
ト ときには我を失うほど酔う事も人間の特権だ(山本周五郎:小説家)
リ 理想無ければ道徳無し (黒岩涙香:小説家・記者)
2017.1.1富士山(撮影:富士宮市)
一富士、二鷹、三茄子。初夢で富士山を見られなかったので、生の富士山を見てきました。

今年最後の名言は、今年永眠された方々の言葉を集めました。永六輔さんは7月7日冒頭の言葉を残して83歳で先に行ってしまわれました。
☆大橋巨泉(タレント:7月20日逝去82歳)
『日本人ほど「ありがとう」という言葉を口にしない民族はそうそういませんね』
☆千代の富士(横綱:7月31日逝去61歳)
『プロはいかなる時でも、言い訳をしない』
☆田部井淳子(登山家:10月22日逝去77歳)
『二本の足でこれだけ長く歩くことができるのは、人間だけなんです。せっかく与えられた力なのですから、使わなくてはもったいない』
☆平尾誠二(ラグビー選手:10月25日逝去 53歳)
『時間って命の一部なんですよ。今の時間を大事にできない人は、未来の時間もきっと大事にはできない』 合掌
今年の漢字は「金」が選ばれた。リオ五輪の金メダル、イチローの3000本安打の金字塔、ピコ太郎の金色衣装、舛添前都知事の金の問題等々が理由だという。金は「キン、カネ、コン」だが、カネと言えば除夜の鐘はもうすぐです。除夜の鐘をあるお寺さんは、大晦日の22時30分から撞き始めるそうです。一定の間隔で撞き続け、108回目がちょうど午前零時になるようにしているといいます。1時間半かけて除夜の鐘を撞くわけです。それを聴いている人は、一声響くごとに、過ぎし一年を想うことでしょう。そして、108回目を聴いて迎える元旦に、どんな想いを託すのでしょうか。
今年のノーベル医学生理学賞に選ばれ、授賞式に臨んだ大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)。授賞理由となった細胞のオートファジー(自食作用)の重要論文4本のうち、2本の共同執筆者に妻萬里子さん(69)の名前がある。2人は学生結婚で萬里子さんは一時家計を支え、研究も二人三脚で歩んできた。「夫はいい加減でずぼらなのに、どうして実験がうまくいくのか不思議でしたね」興味を持ったら研究一直線で、家のことはほとんどお任せだという大隅教授。そんな彼の偉業の陰には、しっかり者の妻・萬里子さんの公私にわたる献身があった。
今年も残り僅か、貴方の今年の願いは叶いましたか。願いを一言だけかなえてくれるという奈良県御所市の一言主(ひとことぬし)神社にちなみ、明日への願いの「はがきの名文コンクール(齋藤孝賞-村上多慶子)」から。
〈旦那様へ/ あなたが亡くなってはや三十年になりますね/ 私は八十八才にもなり、 町の方の家で一人元気で自由に、静かに暮らしています/ あなた、もういつお迎えに来て戴いてもいいですよ/ 準備は出来ています/でもねー/ 明日は来ないでくださいね/ 明後日も来ないでくださいね/ 明明後日も来ちゃいやですよ/また、お手紙します〉
武蔵は、二刀を用いる二天一流兵法の開祖だが、芸術家としても後世に知られており、国の重要文化財に指定された『鵜図』『枯木鳴鵙図』『紅梅鳩図』をはじめ、水墨画・鞍・木刀などの工芸品を残している。ところで、二刀流で最近注目を浴びるのが、プロ野球日ハムの大谷翔平選手だ。史上初、投手と指名打者の二つの部門でベストナインに輝き今年のMVPに選ばれた。投げては165キロの快速球、打てば一番打者で初球本塁打とファンの度肝を抜いた。メジャーを熱望した少年は栗山監督の「誰も歩いたことのない道を進もう」の言葉で日ハムへ入団しスーパースターとなった。武蔵は「空を道とし、道を空とみる(注:道は武士としての道、空は迷いのない心)」「心常に道を離れず」との言葉も残している。大谷選手のメジャーでの二刀流も是非見てみたいものだ
今年、白寿を迎えた堀文子氏。20年続けてきた「堀文子 現在(いま)」シリーズでは常に新しいテーマ技法にチャレンジし、新作を発表を続けている。彼女が「サライ(雑誌)」の白寿記念インタビュー「これが私の生きた道」から。☆驚くこと。感動すること。ただそれだけあればいい。☆私は自分に対して冷たい人間ですから、自分の経歴やしてきたことなんていちいち覚えていないのです。私にとっては常に「現在(いま)」しかないのです。☆人間は生きている限り、未熟なのです。この齢になっても、私は自分に対する不満が山のように溜まっています。☆99歳になるというのは初体験です。人の一生は毎日が初体験で、喜びも嘆きも時の流れに消え、同じ日は戻らず、同じ自分もいないのです。☆私が確かに生きているという今日。全身、全霊を傾けて考え、嘆き、感動することのできるのが今という時間なのです。