あだ桜とは、あてにならない桜の意味。夜中に嵐が吹いて散ってしまうかもしれないから、花見は今日のうちにしておけよという、楽しい花見の心得を詠ったものだが、実は親鸞が子どもの頃、先生である高僧をつかまえて「明日には死んでしまうかもしれない命なのだから、今日のうちに出家させてくれ」という心境で詠んだ歌として知られている。子どものくせに「明日にでも死んでしまうかもしれない」とは、なんというかわいげのなさかと驚かされるが、子供の親鸞が「明日にでも死んでしまうかもしれない」と考えていたのは、自分ではなく、教えを請う相手の高僧の意味だという。

荘川桜(高山市荘川町 2015.5.1撮影-五分咲き)
御母衣ダム建設によってダム湖底に沈む運命にあった桜を、 ダムを建設した電源開発㈱の初代総裁高碕達之助の発案で、 移植された推定樹齢450年の荘川桜は、本州で一番遅く咲くともいわれている。「進歩の名のもとに、古き姿は次第に失われていく。だが、人の力で救えるものは、なんとかして残してゆきたい。古きものは古きがゆえに尊いものである」と高橋は語った。そして高碕が、裸になった桜を見上げながら、詠んだ。「ふるさとは 湖底(みなそこ)となりつ 移し来し この老桜 咲けとこしへに」
今日は、身体障害者福祉法施行記念日。日本で初めて全国民を対象とした、リハビリテーション視点での法律として身体障害者福祉法が誕生した記念日。
竹内一郎(漫画原作者)氏は「障害を持って生まれる子を”福助、福子”と呼ぶ習慣が日本にはあったようだ。その子が一人で厄災を背負ってくれたために、他の家族が平穏に暮らしていける、だから障害を持った子を「福を呼ぶ子供」と大切に育てた。真実はどうであれ、そう考えた祖先の知恵に、私は胸を打たれる」と。
カズことサッカーの三浦知良選手(48歳)が自身の持つ最年長得点記録更新。これに張本勲氏(野球解説者)がTVで「もうおやめなさい。若い選手に席を譲ってやらないと」と発言。これに対し三浦選手は「もっと活躍しろと言われているんだなと思った。激励されたと思って頑張る」と語り更に素晴らしいゴールで記録を更新した。カッコいいとは、こういうことだ。カズには、まだまだ頑張って欲しい。中谷彰宏氏(著述家)は、「”頑張っている人”は、とてもかっこいい。そういう人を見ると涙が出そうになるほど感動します。”頑張ること”をみっともないと思わないで下さい。”頑張ること”に照れないで、夢をつないでください。コツコツ努力する姿は、かっこいいですよね」と。
桜は古来、花王と称され日本の国花とし、古くは花といえば桜を指した。それと比べて、松はいたって地味な樹木。桜のように散ることもなく、常に緑をたくわえ、非常に長い年月栄え続ける。人間もこれに似たところがある。華やかであればあるほど、栄える時は短いことも。それよりも、地道にコツコツの人生が大成することもある。ところでNHKの朝ドラ「まれ」の主人公のモットーは、「人生は地道にコツコツ」だが、ドラマはどう展開していくのだろうか。

苗代桜(下呂市の和佐)。開花時期が毎年一定で別名を暦桜ともいう。この桜は2本の巨木からなり、樹齢400年といわれている。苗代桜の名前の由来は、その美しい桜の開花を待って里人が苗代(稲の苗を作るための田)の準備を始めたというところから。
春になると他の花に先駆けて「まず咲く」として名がついたとというマンサクの花を高山市久々野町で見てきた。ところで春の行事といえば卒業式だが、その卒業式での新聞記事。『原発事故で一時全村避難した福島県川内村小学校で6年生は一人だけの卒業式があった。秋元千果(12)さんは「一人だけど一人でない、寂しいけどかわいそうではない、笑顔の絆で結ばれた学校生活でした」と涙を拭いながら、別れの言葉を述べた。「友達が戻らず、寂しい時もあった」と秋元さん。新学期や進級のたびにクラスメートの帰りを待った。六年生になって、学校行事では児童代表としてあいさつを務めるようになり、下級生の面倒を見る機会も増えた。休日にはお泊まり会をするほど仲良くなったという』
マンサクの花

サントリーが初めてつくったウィスキーは失敗作だった。誰もが貯蔵中の酒は廃棄すべきもの考えたが、鳥井は捨てるのはいつでも出来ると12年寝かせた。その原酒が「角瓶ウイスキー」のヒット作となった。この時期、全国で多くの新社会人が誕生するが、最近は育成よりスカウトで即戦力を求める傾向が強い。しかし「すぐに役立つ人間はすぐに役立たなくなる」と藤原銀次郎(王子製紙初代社長を務め製紙王といわれた)は述べている。時間とともに深みを増し育つのは酒だけではない、育てるには時間も必要だ。
暑さ寒さも彼岸までというが、3月21日は春分の日だった。太陽が真東から昇り、真西に沈む日で昼と夜の時間が同じである。ところで人間同じ状況にあってもポジティブに捉えるか、ネガティブに考えるかによってその後の人生が違ってくることを多くの先人たちが語っている。出来るだけポジティブに行きたいと思う

先週に続いて犬の話題。我が家には8歳になる雄犬がいるが「ペットとの共生推進協議会」発表資料によると
1、心疾患者による入院患者の1年後の生存率
・ペットを飼っている人94.3%に対し飼ってない人71.8%
2、日頃ストレスを感じている人のうち年間通院回数
・犬を飼っている人8.62回に対し飼ってない人10.37回
3、外にも子供情操教育の効果や夫婦関係改善との項目ある
若しかすると社会福祉関連予算の抑制対策に「猫の手も借りる」ことになるかも?。

主人の死後、渋谷駅で10年間もその帰りを待ち続けたという忠犬ハチ公の新たな像の除幕式が行われた。それはハチ公の80回目の命日である3月8日、飼い主の上野英三郎博士が教授を務めていた東京大農学部キャンパス内で行われた。上野博士が駆け寄るハチ公に喜び、かばんを置いて抱き留める姿に、「大好きな教授にやっと会えて、うれしそうな表情だ」と。
「短所を直すにはすごいエネルギーが必要だけれど、長所を伸ばすのは楽である」山下俊彦(実業家)
大学生の就職活動解禁にあたり一言。短所を直すか、長所を伸ばすか。人は喜んでやれるとき、最も力が発揮されるものだ。短所を直す努力は大切なことだけれど、容易なことではない。分かっていてもなかなか改められないのが短所というもの。一方、長所を伸ばすのは楽しい。楽しいことは楽である。やればやるほど力がわいてくる。長所を伸ばすことに8割、短所を直すのに2割。そんなバランス感覚で毎日の生活を見詰めていけば、満足いく幸せな人生を手に入れられるのでは。