運とは運ぶということ 運ぶというのは実践すること 考えて実践すれば、運はその人の方により多くプラスになる (川上哲治 プロ野球)
川上氏が先週死去、打撃の神様と称されながら、偉大な指導者でもあった。巨人のV9を達成し、哲のカーテン、管理野球など勝負には非情のイメージがある川上氏だが、選手の家族に手紙を送るなど気遣いの人でもあった。楽天の星野監督は、巨人が宿敵でありながら、川上氏を師と仰ぎ同じ番号の77を背に、楽天球団創立9年目で日本一となった。神様から仏様になった川上さんは天国で微笑んでいることだろう
「笑い」を忘れちゃいけない。こわばった常識や偽りの形式と戦うためにいちばん役立つのは「武器としての笑い」だ。 (天野祐吉 コラムニスト)
広告批評というより文明批評だったコラムニストの天野さんが20日逝去。彼は国造りについて、「安倍さんは「強い国」をめざす、なんて言っていますが、もう経済大国や軍事大国は米国や中国に任せておけばいい。ぼくは「強い国」なんかより、なだいなださんのいう「賢い国」をめざそうという考えに、全面的に賛成です」、とも
私の批評は、私の文章を読むのが好きな人が読めばよい。色々な声があるんだ。色々な声があれば、自分の声が全てを代表するなんて考える必要はない (吉田秀和 音楽評論家)
世界的ピアニスト、ウラジミールホロヴィッツが来日時(1983年)の演奏に「ひび割れた骨董品」と酷評した。氏はクラシック音楽の持つ魅力や深い洞察をすぐれた感覚的な言葉で表現したが、文章を書く修行には好きな相撲観戦で取組の描写を繰り返した。勝負の経過をなるべく詳しく正確に記述する練習を何年もしたという。「芸術は手仕事で成り立っている」とも。
池の鯉だって、ただ泳いでいるうちは水の楽しさやありがたさはわからない。陸に引き揚げられてはじめて、水の良さがわかるんじゃないの (酒井雄哉 住職)
千日回峰行は、天台宗比叡山で修される不動明王と一体となるための修行。7年間で1000日、比叡山の各峰を回峰巡拝する。1日の行程約30キロ。700日を終わると9日間の堂入りがあり、断食・断水・不眠・不臥の修業を行う。 通常、人間が断食・断水状態で生きられる生理的限界は3日間とされている。もし修業の半ばで挫折すれば自ら生命を絶つ掟がある。その千日回峰行を2度満行した行者、酒井雄哉大阿闍梨が先月87歳で逝った
最後のステージには勇気と行動力が必要です (日野原重明 102歳現役医師)
行動、忍耐 勇気と行動力 10月4日に102歳の誕生日を迎えた日野原氏が高所恐怖症を克服したという。マンハッタン上空を飛ぶヘリコプター観光を決行。「年齢制限は99歳だ」と断られるも「近く102歳になる老人だが、ものすごく元気で、わざわざ日本から来たので、無理を通させてほしい」と懇願し飛行。氏は15分間のフライトが終わった時、「降りるのが惜しい」という気持ちになっていることに気付きました。冒険心や楽しさばかりが膨らんで、いつものように「怖い」などとは、ちっとも思わなかったのです、と
ほどほどのストレスがないと、人間だらけますよ (佐藤綾子 心理学者)
パフォーマンス創始者の彼女はストレスについて、「このほどほどというのはピンキリですけど、いい仕事をする人は、ピンのストレスをこなして顔も体も引き締まっています。逆の人はキリのストレスで悲鳴をあげている。活かし方の違いですね」。彼女の、ストレス対策は、Smile(笑い)Speech(会話)Sleep(睡眠)の3Sだという
ストレスとは、人生のスパイスである (ハンス・セリエ 生理学者)
ストレスには、良いストレス悪いストレスがあるとも言われる。斎藤茂太(精神科医)は、「ありがとうを」多く言うとストレスが少なくなる。ストレスを無くすにはリラックスを増やすことだと。氏のストレス対策は、STRESSだという。Sはスポーツ、Tはトラベル、Rはレクリェーション、Eはイート(食べる)、Sはスリープ、最後のSはスマイル。3連休の貴方のストレス対策は?。
人間いたずらに多事、人生いたずらに年をとる。いまやらねばいつできる、わしがやらねばたれがやる (平櫛田中 彫刻家)
満百歳の誕生日を前に、30年分の彫刻材料を買い込んで、「六十・七十は鼻たれ小僧。男ざかりは百から百から。わしもこれからこれから」と107歳で天寿を全うした。「今日もお仕事、おまんまうまいよ、びんぼうごくらく、ながいきするよ」とも。代表作「鏡獅子」今日は敬老の日。
諦めからは何も生まれない (古賀稔彦 柔道)
大怪我をしながらも1992年バルセロナで見事金メダル受賞した時の古賀稔彦氏の言葉。2020年に東京五輪が決定した。今回決定委員会に参加したアトランタ五輪代表の千葉真子さんは「今、震災で7年後が想像しにくいですが、五輪が決まったことで、日本国民がみんなで前進していく夢ができました。栄光のかけ橋がかかった瞬間だと思いました」と、復興五輪の実現を喜んでいた。
時には見えても見えないふりをすることも大事な思いやりとなる事だってあるのです (長岡輝子 女優)
彼女は白内障を患い、術後「いきなり霧が晴れたように色彩のある世界が出現した」と喜ぶ。一方、自分の手が皺だらけ、お手伝いさんの掃除の行き届かなさがよく見えてくる。彼女は、見えることは百人百通りの見方があって、大切なのは「心で見なければ見ることが出来ないものを見ていくことではないか」と