黒柳さんは日本パンダ保護協会名誉会長だが、彼女をビックリさせる出来事が中国雲南省で起きた。パンダを殺害し肉の売買で10人が逮捕されたという。逮捕理由は中国憲法9条違反だとも。中国の憲法9条は「国家は、自然資源の合理的利用を保障し、貴重な動物および植物を保護する。いかなる組織または個人であれ、自然資源を不法占有しまたは破壊することは、その手段を問わず、これを禁止する」。つまりパンダの捕食は国家の所有である自然資源の破壊だと。ところで、先日安全保障関連法案を審議する憲法審査会で参考人の憲法学者3人は、安保関連法案は憲法違反と断じた。その日本憲法9条は「戦争放棄-日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とある。

一昨年の流行語は「おもてなし」だった。おもてなしには、気づかい、思いやりの心が大切だ。ところで、大分市の高崎山自然動物園は、先週6日に生まれた今年最初の赤ちゃん猿に、英国王女と同名の「シャーロット」と名付けたところ、英国王室への気づかいからか「英国王室に不敬だ」「なぜサルに王室の名前を付けるのか」等の抗議があったという。これも英国王室への気づかい思いやりへの行動なのだろう。しかし、抗議した人達は、若し我が家のペットや親戚の子であっても同じように批判するのだろうか?。猿だからいけないという差別意識はないのだろうか?。英紙デイリー・メールは「日本人というのは、ものすごく礼儀に厳しくて、そういうことは侮辱的だと感じるんだな。英国人は、親しみのこもったことだと感じるけれどね」と。

英国王女にちなんで「シャーロット」と命名された雌の赤ちゃんザル(8日、大分市・高崎山自然動物園)=共同
主人の死後、渋谷駅で10年間もその帰りを待ち続けたという忠犬ハチ公の新たな像の除幕式が行われた。それはハチ公の80回目の命日である3月8日、飼い主の上野英三郎博士が教授を務めていた東京大農学部キャンパス内で行われた。上野博士が駆け寄るハチ公に喜び、かばんを置いて抱き留める姿に、「大好きな教授にやっと会えて、うれしそうな表情だ」と。
おもてなし 連覇はどの世界でも難しい。巨人のV9はを超えることは困難だろう。しかし、連覇35を成し遂げたとのニュースが一昨日報道された。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、加賀屋(石川県-和倉温泉)が35年連続で日本一に選ばれたと。加賀屋はもてなし部門も1位、料理部門3位、施設部門2位、企画部門3位だった。岐阜県では5位水明館(下呂温泉)、97位十八楼(岐阜市)が100選に選ばれた。
効率が悪いことをていねいに (小田禎彦 実業家)
加賀屋(七尾市)は、ホテルの専門家が選ぶナンバーワンの老舗旅館だが、その秘訣について、「テーブルでの料理セットと畳で中腰になるセットでは効率では比較にならない。効率悪い、でもその無駄とか効率の悪さ、面倒臭さというものを丁寧にもう一遍やっていくことが大資本には出来ない、中小企業が生き残る条件」だと、おもてなしについて語る。
人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ (中村天風 思想家)
心、善悪 生きる 天風会を創始し心身統一法を広めた思想家、教育者、著述家。天風会には、多くの政財界の著名人が天風に師事しており、各界に大きな影響を与えた。「明日に死を迎えるとしても、今日から幸福になって遅くないのです」。1968年12月92歳で逝去
ストレスという毒を腹にためない (高木東六 作曲家)
主に昭和期に活躍した作曲家。「本当の音楽はメロディじゃなくハーモニーにあるんです。魂をゆするような深い感動はハーモニー以外にはありませんよ」と、主に昭和期に活躍した作曲家。90歳を越えても合唱団の指揮・指導など現役で活躍していたが、2006年8月102歳で逝去永眠
新たな年を迎えましたが、おもてなしの気持ちを忘れず人との出会いを
大切にしていきたいと思います。どうぞ本年もよろしきお願いいたします。
お 思えば遠くへ来たもんだ この先まだまだ何時までか生きていくのであらうけど-中原中也-
も 森の分かれ道では人の通らぬ道を選ぼうすべてが変わる-ロバート・フロスト-
て 天寿を全うする者は人の本文を尽くすなり -福沢諭吉-
な 仲良きことは美しきかな -武者小路実篤-
し 幸せは本のすぐそばに息を殺して待っている -別役実
人間は自身を取り締まれる人間になることだ。人は許すかもしれないが、自分は許さない、という人間になりたいと考えている。 (松下幸之助 実業家)
「小人閑居して不善をなす」とは、君子は独りでいる時に必ず慎み深くするが,小人(徳の無い者)は他人の目がないと悪い事をする。だからこそ「やかましく怒られて、しかたなくやってきたことが習い性になり、やがて立派な習性になる」と幸之助翁は説き、冒頭の言葉を説く。-最近の食材偽装等に想う
私の批評は、私の文章を読むのが好きな人が読めばよい。色々な声があるんだ。色々な声があれば、自分の声が全てを代表するなんて考える必要はない (吉田秀和 音楽評論家)
世界的ピアニスト、ウラジミールホロヴィッツが来日時(1983年)の演奏に「ひび割れた骨董品」と酷評した。氏はクラシック音楽の持つ魅力や深い洞察をすぐれた感覚的な言葉で表現したが、文章を書く修行には好きな相撲観戦で取組の描写を繰り返した。勝負の経過をなるべく詳しく正確に記述する練習を何年もしたという。「芸術は手仕事で成り立っている」とも。