今週の名言「職業に貴賤はないと思うけど、生き方には貴賤がありますね 「職人-永六輔著から」」

電子部品商社の黒田電気㈱〈大阪市〉は、8/21日臨時株主総会を開催。かつて「村上ファンド」を率い「物言う株主」として注目された村上世彰氏らの社外取締役選任案が株主の約6割の反対で否決された。一時期「金儲け、悪いことですか?」と、積極的に株主提案を行い企業価値の向上を計り、株主を軽視する経営者に対しては株主総会などで経営陣を批判・叱咤することなどして世間の注目を集め、対象とした会社の株を買い占めた上で、短期的に利益の上がる事業に専念させ株価をつり上げて売り抜けるというパターンを繰り返す仕手筋だったが、今回は否決された。なお、「職人-永六輔著では『人間出世したかしないかではありません。「卑しいか」「卑しくないか」ですね』とも。職人の生き方に拍手!。

今週の名言「老いた者には知恵があり、命の長い者には悟りがある。(旧約聖書-ヨブ記)」

帝国データバンクの調べによると、創業100年を超える日本の企業は、2014年現在27335社で年1千社以上増えている。200年を超える社は3千社以上、最古は木造建築工事を行う大阪の金剛組で飛鳥時代に創業し、1400年以上の歴史がある。2位のドイツを大きく引き離して世界一の長寿企業大国である。長寿企業に共通する特色として、短期的な利益を追わず、長期的視野に立って経営し、人材重視で終身雇用が多い。実務を番頭格の社員に任せる所有と経営の分離型も目を引く。資金調達に関しては保守的で、質素倹約を旨とする。環境の変化に敏感で、本業を基調にしながら、新しい事業にも果敢に挑戦する。老舗の当主は「伝統とは革新の連続」で、事業の継承は経営者の継承という。引き継いだバトンを次の走者に渡すことが使命とも語っている。株主重視で短期の利益を追い求める米国式経営が幅を利かせつつある現在、日本の企業風土にあった日本古来の長寿企業のあり方に改めて注目すべきではないか。大部分が中小、中堅企業で一つ一つは地味な存在だが、草の根で日本を支えており、日本の底力となっている。「継続は力なり」だ。長寿企業には秘められた力があり、学ぶべき点が多い。日本の誇るべき存在だ(8/11付け朝日新聞-経済気象台から)。ちなみに岐阜県の長寿の社は531社で全国20位だった。

今週の名言「心頭を滅却すれば火も亦涼し(快川紹喜-臨済宗の僧)」

無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。甲斐恵林寺の快川紹喜が織田信長に攻められ火をかけられた時に、この偈(げ)を発したという。
残暑お見舞い申し上げます。「心頭を滅却しても陽はまだ暑し」 熱中症に注意しましょう。

今週の名言「誰でも長生きしたいと願うが、年をとりたいと願う人はいない。スウィフト(英国:作家)」

日本人の平均寿命が、また過去最高を更新したそうだ。女86.8歳で3年連続の世界一。男80.5歳で世界3位だった。厚労省は毎年、各年齢の人が平均して何年生きられるかを表す「平均余命」の見込みを計算。そのうち0歳の平均余命を「平均寿命」としている。男の平均余命は(60歳:23.4年、70歳:15.5年)。68歳の私の平均余命は17年。一方日本人の健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)は、女74.2歳、男71.2歳(2014年度)。私の平均余命(68歳+17年)-健康余命(71.2)=13.8年。つまり14年近く健康でない介護寿命(期間)となるそうだ。
また、中国のネットユーザーからは平均寿命世界一について以下の反応が見られた。「そりゃそうだろ。日本には汚れた空気も毒入り食品もないからね。俺たちは長生きできないけど」「福祉が充実してるから長生きできるんだよ」等と。最後に長生きについて「 笑いのあるところには活気もある。よく笑う人は、不機嫌な顔をした人より長生きする。(ヘーゼルデン財団『「今日一日」のヒント』から)」