最澄は、平安時代の僧で日本の天台宗の開祖。近江国滋賀郡古市郷に生れ、 12歳で出家、14歳で得度、法名を最澄とした。 19歳のとき比叡山に登り、草庵を構え思索の生活に入る。
世の中のほんの片隅でもいいから、明るくしてくれる人こそが国の宝であると語る最澄は、死に臨んで、弟子たちに「私のために仏を作り、経を写すなどするよりも、私の志を後世まで伝えなさい」と、いましめたのでした。
『悲しいときは悲しむだけ悲しんだほうがいい。こころが空っぽになれば、その空しさをそのままおもいっきり表したほうがいい。妻に逝かれた写真家はしばらく、その「空(から)」を「空(そら)」として撮ることしかできなかった。妻とのこの世ではぷつんと切れて垂れ下がっている糸に、それでも自分をぶら下げたままにしておきたかった。「空景」展(1990年)に寄せたことば。(2015.9.6朝日新聞「折々の言葉から」)』。今日は私の妻の祥月命日だ、仏壇の前で心を空にする。
ぶつぶつと不満を言いながら不機嫌に仕事をしている人を見るのは気分が良くない。それが身近な者であればなおさらである。嫌々やっているようでは仕事の能率も上がるはずがない。どうせやるなら、何事も前向きに嬉々としてやろうではないか。上機嫌で仕事をする者の周りには自ずと支援者や協力者が集まってくるに違いない。
今日は日野原重明氏105回目の誕生日、氏は聖路加国際病院名誉院長で現役の医師だ。◆
慶応大学医学部老年内科診療部長の広瀬信義さんによると、日常生活で自立または軽い介助で済む人は50%、認知症がない人は30~40%だという。◆広瀬さんが注目しているのは、105歳以上の「スーパー百寿者」だ。年齢とともに、高齢者の死亡率は高まっていくのが普通だが、不思議なことに、105歳を超えると、死亡率は下がっていく。◆ひょっとしたら、スーパー百寿者は、元気に長く生きられる遺伝子を持っているのかもしれないと。◆大阪大学准教授権藤恭之氏(心理学者)は、国内の百寿者の性格を調べている。「年寄りは偏屈」と言われるが、それは俗説であり、百寿者の性格は概して開放的だという。◆男性は好奇心旺盛で新しいことが好き、女性は人付き合いが上手で、家族の面倒をよく見てきたタイプが多い。◆健康な人ばかりではないのに、「自分は幸せ」と感じる割合が、80歳前後のお年寄りよりもずっと高くなる。百歳は百歳なりの人生を楽しんでいるのだ。