故賀川豊彦は、1909年に神戸の貧民街に移り住み、救済活動とキリスト教伝道に生涯を捧げました。労働組合運動、農民運動、協同組合運動など、幅広く社会運動を展開し、「日本の協同組合運動の父」とも称されている。ガンジーやシュバイツァーと並び「20世紀の三大聖人」とも呼ばれ、平和運動にも尽力した。彼は生涯を通じて人間愛に生き、社会運動やキリスト教伝道に尽くした人物として知られている。「私は神と正義の立場を取ります」と文明批評家として、神と正義に立って社会を批判し、真理の追求に生涯を捧げた
『そうか、もう君はいないのか』は、城山三郎氏の死後に見つかった遺稿を編集したエッセイ本。先立たれた妻・容子さんとの出会いから別れまでを綴った回想録だ。この本書の解説者児玉清(俳優)」は『このタイトルを目にしたときは、胸に鋭い一撃をくらったような衝撃であった。後に残されてしまった夫の心を颯(さっ)と掬(すく)う、なんと簡潔にしてストレートな切ない言葉だろう。最愛の伴侶を亡くした寂寥感、喪失感、孤独感とともに、亡き妻への万感の想いがこの一言に凝縮されている。城山さんの悲痛な叫びが、助けてくれえ、という声まで聞こえてくるようで、ドキッとしたのだ』と解説。城山さんは妻を亡くした後の生活に慣れることが出来なかったようだ。先週は我が妻の祥月命日だった。
吉田俊道氏は九州大学農学部大学院修士課程修了後、長崎県の農業改良普及員に。その後県庁を辞め、有機栽培農家に。一昨日その彼の講演会に参加してきた。「菌ちゃん農法」とは、農薬や肥料を使用せず、土の中にいる微生物の力だけで作物を育てる農法。いい野菜ができるときは、必ず土の中が菌だらけだと。元気な野菜には虫がつかない、虫がつくのは弱った野菜だ。菌も虫もすべてのものに大切な役割がある。実は菌は土の中だけではなく、私たちの体の中にもいる。微生物の循環の働きを意識し、活用することで、私たちの体も地球も健康になる。健康に対する今までの常識がひっくり返されるお話でした。
中秋の名月を詠んだ歌といわれているが、昨日は中秋の名月だった。秋の空気は乾燥して澄んでいるため、月がより美しく見えるとされている。あいにくの天候で我が家からは見ることが叶わなかった。中秋の名月の食べ物には、米粉で月に見立てた月見団子や秋の収穫に感謝する里芋(芋名月)、縁起物とされるぶどうや柿、そしてお供え後もいただく栗やお酒(月見酒)、月見そばなどがある。これらの食べ物は、豊作の感謝や神様との繋がりを願う意味が込められており、お供えした後は自分たちでいただくことが一般的だとか。あなたは何を食べられましたか?