今週の名言・一言・つぶやき「くやしくても、自分のところで争いを終わらせる。それが「ゆるし」です。戦争のない世の中をつくるためには、みんなが「ゆるし」の心を持つ必要があります。(日野原重明:医師)」

生涯現役医師だった聖路加国際病の院名誉院長、日野原重明氏が105歳で大往生。講演予定は10年先まで埋まってる。「長生きは人に恩返しをするチャンス、罪深い人ほど長生きしなきゃ」とユーモアたっぷり。よど号ハイジャック事件の人質を経験。「人生を誰かのために捧げようと決意。命は一人一人が持つ大切な時間、時間を誰かのために使うことで生きる意味を持つ」と命の授業で子供達に語る。105歳での大往生について、福井院長は「日野原先生は『年を取ること自体が未知の世界に一歩ずつ足を踏み入れていくこと。こんな楽しい冒険はない』とおっしゃっていた。まさにそんな気持ちで、自分の命がなくなる過程を客観的に眺めていたのではないか」と。なお、当欄では日野原氏の言葉を再三取り上げたが、今回で11回目となった。謹んでご冥福をお祈りします。

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