土井氏は、「土は生命の基盤であり、地球の歴史そのものである」という。「エジプトはナイルの賜物」と言われるが、雨がほとんど降らない砂漠の国エジプトでは、毎年定期的に氾濫を繰り返すナイル川が大量の栄養豊富な土壌を運び、古代エジプト文明の繁栄を支えた。砂の栄養が海まで届くと魚介類もよく育つ。逆に土石流をとめるための砂防ダムによって栄養が海に届かなくなると。「すべての生物は土を食べている」人間も含めてすべての陸上生物は、元をたどれば栄養分を土から獲得しているという。人類が環境や食糧問題に向き合う上で、土を理解し守ることが不可欠であると警鐘を鳴らす。
不幸な人と幸せな人の違いは、見ているところが違うだけで、不幸な人は不幸を見つけるのが上手、幸せな人は幸せを見つけるのが上手だと彼は言う。また心理学者者マーティン・セリグマンによれば、毎晩寝る前に良いことを3つ書くことを1週間継続するだけで、その後半年間にわたって、幸福度が向上し、抑うつ度が低下する(うつの症状 が減る)という結果だったとか。「幸せは、なるものではなく気づくもの教えてくれる。幸せ見つけ上手になりたいものだ」と
10歳のときに長崎原子爆弾投下を経験した美輪明宏さんは、戦争の悲惨さと困窮を身をもって知るからこそ、美輪さんの「平和」への思いは誰よりも強いものだった。日雇い労働者の悲哀を歌った「ヨイトマケの唄」は、一時歌詞の中に差別用語があると放送禁止歌とされたが日本人の人生の応援歌として、今も歌い継がれている。美輪明宏氏は次のメッセージを残して6月20日逝去。『こんな世の中を/生き抜く武器は/愛の言葉しかありません/この世のすべての問題を/解く鍵は愛です/愛があれば/戦争なんか起こりません』と。【合掌】